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住宅ローンで失敗しない3つのポイント・契約前の注意点

住宅ローンで失敗すると、マイホーム購入をスムーズに進めることができない上に、返済ができなくなる可能性があります。

ここでは、住宅ローンを利用する前に押さえておきたい3つのポイントを解説しています。これらのポイントを知ることで、より安心してマイホーム購入を進めることができるでしょう。

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条件に合うローンを選び早めに行動すること

住宅ローンの審査には「勤続年数が長いから絶対に大丈夫」「他のローンがないから絶対に審査落ちしない」などの”絶対”はありません。

・勤続年数が短いより長い
・契約社員よりも正社員や公務員
・返済負担率が高いよりも低い

など、住宅ローンの審査において有利に働くポイントはありますが、これらのポイントを押さえていても必ず審査に通るわけではありません。

・勤続年数
・勤務先
・雇用形態
・返済負担率
・他のローン
・借入額
・返済期間

など、多くの要素をもとに審査は総合的に判断されます。また、金融機関によって審査基準は異なります。

基準が厳しめの金融機関もあれば、そうでないところもあります。そのため、複数の金融機関を比較して条件に住宅ローンを選ぶことが大切です。

100%がないからこそ、早めに準備をして仮審査を受けるようにしましょう。

借入金額は他の費用とのバランスを考えることが大事

住宅ローンを利用する際は、教育費など他の費用とのバランスが重要です。住宅ローンの返済負担が大きすぎると、教育費などの捻出に支障が出てしまいます。いろいろと我慢をして、生活水準を下げなければ住宅を維持できなくなる可能性もあります。

住居費以外に、教育費や老後資金、旅行、趣味、車など、様々な費用がありますので、バランスを考えて借入額を決めるようにしましょう。

低所得でも借りられる方法はある

「年収が低いからマイホームは無理…」と勝手に諦めていませんか。低所得でも住宅ローンを借りることは可能です。一般的に住宅ローンは年収の5〜7倍まで借り入れできると言われています。

そのため、年収300万円の方であれば1,500万円〜2,100万円まで利用可能です。もし、購入を考えている家が、借入可能額よりも高い場合は、

・差額を自己資金で捻出
・差額を親からの援助で捻出
・夫婦共有名義や親子ローンで借入可能額を増やす

などの方法で購入できる可能性があります。不動産会社や金融機関に相談をすれば、様々なアドバイスをもらえるので、諦めないことが大切です。

まとめ

住宅ローンはマイホーム購入後の生活に大きく影響するため、失敗リスクを少しでも軽減することが大事です。ここで紹介した3つのポイントも踏まえた上で、ローン選びや準備、資金計画を立てるようにしてください。

そして住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えるようにしましょう。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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