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家賃並みの返済額には注意!住宅タイプで変わるローンの種類

マンションや建売住宅と注文住宅では、利用する住宅ローンのタイプが異なります。どのようなローンタイプがあるかを知っておくことで、適切な準備がしやすくなります。

また、家を買う際はセールストークに惑わされずに気をつけましょう。

ここでは、家を買う時に気をつけたいことや知っておきたいローンタイプについて解説しています。

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目次

  1. 「家賃並みの支払い」に惑わされてはいけない
  2. 住宅によってローンタイプは異なる
  3. まとめ

「家賃並みの支払い」に惑わされてはいけない

マイホームを購入する時、営業マンのセールストークに惑わされないようにしましょう。

「高いように見えますが、毎月のローン返済は8万円なので家賃並みですよ」など言われても、鵜呑みにしてはいけません。

家賃並みの支払額には「年2回ボーナス払い20万円」「頭金400万円入れた場合」などの条件が付くことが多いからです。

また、ローン返済以外のコストが反映されていないことも少なくありません。

例えばマンションであれば、ローン返済以外に以下の費用が発生します。

・管理費
・修繕積立金
・駐車場代
・固定資産税

管理費と修繕積立金、駐車場代で月に2.5万円〜3万円、年間30万円〜36万円程度はかかります。固定資産税も合わせれば、年間40万円以上はかかるでしょう。

注文住宅の場合も、固定資産税や将来的な修繕・メンテナンス費用がかかります。

住居費だけでなく教育費や老後資金など様々な費用がかかりますので、営業マンの見せ方やセールストークに惑わされずに冷静に考えることが大切です。

住宅によってローンタイプは異なる

注文住宅やマンション、建売住宅など、住宅によってローンタイプが異なります。それぞれで資金の支払いスケジュールが違うからです。

マンションや建売住宅の支払い回数は、手付金と契約後の2回です。

しかし、注文住宅の場合は、着手金や中間金、引渡しの際の残金と複数回支払いタイミングがあります。

一般的な住宅ローンだと、融資タイミングは引渡し時です。

しかし、注文住宅だと引渡し前に着手金や中間金の支払いがあるので自己資金がないと対応できません。

そこで活用したいのがつなぎ融資です。

つなぎ融資を利用すれば、家が完成する前に必要となる資金を一時的に借りることができます。

そして、引渡し時にローンが実行されたら、そのお金で一時的に借りた資金を返済します。

つなぎ融資を利用すれば、自己資金を捻出しなくても、注文住宅の着手金や中間金、土地購入代金などの支払いが可能です。

このように、住宅によって支払いスケジュールが異なるため、検討するローンが変わります。

まとめ

ここで紹介したように、マイホームを購入する際はセールストークに惑わされないことが大事です。

そして、購入する住宅によって検討するローンが変わりますので、早めに資金計画を立てることが重要になります。

住宅ローンタイプとともに、住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えるようにしましょう。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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