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ランキングでは分からない!住宅ローン選びの3つのポイント

より良い条件の住宅ローンを選ぶには、比較する際に注目すべき点や注意点を知っておく必要があります。これらを知らないと、有利なローンを選べず、余計なコストを負担する可能性があります。

ここでは、住宅ローンを選ぶ上で知っておきたい3つのことを解説します。

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目次

  1. 「基準金利」と「適用金利」
  2. 比較サイトやランキングは怪しい可能性がある
  3. コスト面にも注目をする

「基準金利」と「適用金利」

住宅ローンには基準金利適用金利があります。

基準金利は各金融機関ごとに定められた金利で、店頭表示金利店頭表示利率ともいわれます。

適用金利は、条件を満たすことで基準金利から優遇される金利のことです。優遇金利借入金利ともいわれます。

例えば、みずほ銀行ネット住宅ローンの変動金利は基準金利が2.475%ですが、適用金利は完済まで基準金利より最大-2.0%です。そのため、0.475%でローンを利用することが可能です。※2020年10月時点

住宅ローンの金利を確認する際は、

・基準金利はどれくらいか?
・適用金利の条件は?
・適用金利はどれくらいか?

上記3点に注目して他行と比較をしましょう。

比較サイトやランキングは怪しい可能性がある

住宅ローンの比較サイトやランキングサイトは怪しい場合もあるので注意が必要です。

なぜなら、純粋に条件が良い・人気がある住宅ローンが上位に入っているのではなく、サイトの運営者がアフィリエイト(紹介)収入を優先して、本来なら上位にランクインする会社や情報を意図的に外してランキングを作成。アフィリエイト収入を得られる情報のみ上位に位置しているケースが少なくないからです。

つまり、条件や人気は関係なく、サイトが利用してもらいたい住宅ローンが目立つように構成されています。

このような比較サイトやランキングサイトもあるので、十分に気をつけましょう。

コスト面にも注目をする

住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなくコスト面にも注目することが大事です。金利が低くても、コストが高い場合があるからです。

住宅ローンを借りる際にかかる主なコストは「事務手数料」「保証料」「団体信用生命保険料」の3つです。

事務手数料はローン手続きをする際の費用のことで、借入金額の2%前後かかる場合もあれば「●●万円」と金額が決まっていることもあります。

保証料や団体信用生命保険料も金融機関によって異なります。

住宅ローンを選ぶ際は、金利+コスト面をトータルで考え、負担が少ないローンを選ぶことが大事です。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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