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住宅ローン

新規借入・借り換えもお得!差が付く住宅ローンの選び方

住宅ローン選びは慎重に行うことが大切です。

どの住宅ローンを選ぶかで、毎月返済額が1万円以上、総返済額が100万円以上変わることは珍しいことではないからです。

低金利時代とはいえ、新規借り入れ・借り換えどちらの場合もローン選びは慎重に行いましょう。

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目次

  1. 住宅ローンは低金利時代
  2. 金融機関でローン金利に差がある
  3. 新規借り入れ・借り換えどちらも絶好機
  4. まとめ

住宅ローンは低金利時代

日銀のマイナス金利が導入されたこともあり、現在の住宅ローン金利は過去20〜30年で見ても非常に低い水準です。

変動金利は0.4〜0.5%前後、固定金利は0.6〜0.9%前後、フラット35は1.0〜1.5%前後で利用できます(2020年10月時点)。

住宅ローンは借入金額が多く返済期間が長いため、金利が0.1%違うだけでも総返済額に大きな差が出ます。

以下は、借入金額3,000万円で返済期間35年、固定金利、元利均等、ボーナス払いなしの場合のシミュレーションです。

・金利0.5%:毎月返済額77,875円 総返済額32,707,560円
・金利0.6%:毎月返済額79,208円 総返済額33,267,429円
・金利0.7%:毎月返済額80,556円 総返済額33,833,403円
・金利0.8%:毎月返済額81,918円 総返済額34,405,447円
・金利0.9%:毎月返済額83,294円 総返済額34,983,630円
・金利1.0%:毎月返済額84,685円 総返済額35,567,804円

金利が0.1%上がると、毎月返済額は約1,300円、総返済額は約56万円増えています。金利が0.5%上がれば総返済額は約300万円増え、車1台分ほど負担が重くなります。

住宅ローンは金利が低いほど、有利な返済計画を立てることが可能です。

金融機関でローン金利に差がある

メガバンク、地方銀行、ネット銀行など、各金融機関で住宅ローン金利は異なります。

そのため、利用する住宅ローンを最初から決めつけずに、複数のローン商品を比較することが大事です。

前述の通り、金利が0.1%違うだけでも返済負担は大きく変わります。

各金融機関で金利やローン商品の内容に違いがあることを理解し、2〜3行以上を比べ、より有利な条件の住宅ローンを利用しましょう。

新規借り入れ・借り換えどちらも絶好機

一昔前までは、変動金利・固定金利どちらも金利が2.0%以上ありました。しかし、現在であれば1.0%以下の金利でローンを利用することが可能です。2.0%以上の時代と比べると、数百万円負担を軽減することができます。

そのため、新規借り入れはもちろんのこと、借り換えを検討している人にとっても絶好の機会といえます。

まとめ

ここで紹介したように、現在住宅ローン金利は非常に低い水準です。とはいえ、各金融機関でローン条件が異なるため、複数の金融機関を比較してローン選びをすることが大切です。

そうすれば、より良い条件で住宅ローンを利用することができ、家計負担を軽減することができます。

できるだけ低金利の恩恵を受けるためにも、住宅ローン選びは慎重に行うようにしてください。

そして、住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えるようにしましょう。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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