マンションの間取り4タイプ比較~メリットとデメリットとは

マンションの間取りには代表的なパターンが4つあります。
間取りによって住み心地が大きく変わってきますので、代表的な間取りのパターンを知っておくとマンションを購入する際の検討にとても役に立ちます。
ここではマンションの代表的な4つの間取りとそれぞれのメリット・デメリットについて紹介します。

目次
1.もっともポピュラーな間取りは田の字プラン
マンションの間取りでもっともポピュラーな間取りは「田の字プラン」です。

田の字プランとは、真ん中に廊下があり、中央にキッチンや浴室をはさんで居室やリビングが田の字型に配置された間取りのことをいいます。
■田の字プランのメリット
各部屋の独立性が高い点です。
■田の字プランのデメリット
採光面では他の間取りよりも不利となります。
2.人気の間取りはワイドスパン
「ワイドスパン」は人気の間取りで、バルコニー側の開口部が7~8m以上の広めのタイプになります。
■ワイドスパンのメリット
日当たりのよい部屋が多くなり、居住性が高まる点です。
■ワイドスパンのデメリット
デメリットがない間取りタイプのため、販売価格が割高になる傾向があります。
3.その他の代表的な間取りタイプ
残りの2タイプの「センターイン」と「角住戸」について紹介します。
まず「センターイン」は中央に玄関を設けるタイプの間取りのことをいいます。

■センターインのメリット
左右にプライベート空間と客間を分けやすい点です。
■センターインのデメリット
玄関の見通しが悪くなるため、セキュリティ面では不安が残る間取りとなります。
次に「角住戸」とはいわゆるマンションの角部屋のことです。
■角住戸のメリット
隣の住戸に接する部屋以外のプライバシーが高い点、角部屋のため日当たりがよい点がメリットです。
■角住戸のデメリット
一方、角部屋のため数が限られており、割高なのが難点です。
4.まとめ
マンションの代表的な4パターンの間取りを紹介しましたが、どの間取りも一長一短があります。
したがって、自分が何を重視するのかを決め、自分に合った間取りを選ぶようにしましょう。
住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えましょう。
監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽
