マンションの購入計画(前準備編)~立地とマンションタイプ

このサイトをご覧の方は、住宅の勉強をする意欲があるので安心です。
しかしながら何から学んで良いか分からないと思いますので、このサイトを読み進めてください。
皆さまが得をする情報を簡潔にまとめています。
今回は前準備編としてマンション購入の基礎知識を学びましょう。

1 立地を学びましょう
マンションは立地が全てというセオリーがありますが、本当なのでしょうか。
確かに部屋は古くなってもリノベーションをすれば資産価値が上がりますが、立地だけは後で資産価値を上げる手段はありません。
しかしながら皆様は投資目的でマンションを購入する訳でないため、利便性より安全性を第一に考えましょう。
簡単に言いますと立地は駅や商店街に近い利便性の良い場所を選びたくなります。
ところがこのような場所は、不特定多数の人が集まり易い繁華街のど真ん中に住宅が存在することです。
従いまして立地は第一に安全性、次に利便性を追求しましょう。
2 マンションのタイプを学びましょう
マンションのタイプは大きく2つあります。
次にそれぞれのタイプの特長を説明します。
1.高層階の高級タイプ
このタイプのマンションは20階建て以上で総戸数が200を越えるものを指します。
一般的にはタワーマンションと呼ばれています。
メリットは、ゲストハウスや24時間セキュリティーシステム等の共同設備は充実しています。
デメリットは設備が充実している分、共益費は高価です。
またこのタイプの場合、オール電化にしているため、停電が発生するとたちまちエレベーターやトイレ、レンジ等が使えなくなり、災害に弱いというリスクがあります。
2.低層階のリーズナブルタイプ
このタイプは自治体の様々な規制により、5階建て以下で総戸数が30以内のマンションを指します。
メリットは、分譲価格が安価で共益費も低く抑えられています。
また低層階であるため、通勤時のエレベーター待ちがなく、ストレスも溜まりません。
デメリットは低層階であるため、売却時に売りにくいケースがあります。
3 まとめ
今回はマンションの購入計画として基礎知識をお伝えしました。
不動産業界の中でもマンション販売は激しい競争が繰り広げられています。
この結果、企業によっては営業マンのしつこいセールスを受ける恐れもあります。
こんな場合は冷静にきっぱりと断りましょう。
監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽
