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一戸建てのチラシの見方とは?「物件概要」を見逃さない!

一戸建てのチラシを見ていて「どの情報を確認したらいいの?」「物件概要って見た方がいい?」など疑問を持っている方も多いでしょう。

そこでここでは、チラシを見る際に確認すべきポイントについて解説しています。

物件探しをしている方は、情報収集の参考にしてみてください。

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目次

  1. 1.チラシを見る際に確認すべきポイント
  2. 2.小さな文字で書かれた「物件概要」を見逃さない
  3. 3.まとめ

1.チラシを見る際に確認すべきポイント

一戸建てのチラシには多くの情報が詰まっています。

希望条件に近い物件を見つけるためにも「価格」や「間取り図」など以下9点はしっかりと確認しましょう。

・価格
販売価格は誰もが確認するポイントです。価格を売りにしている物件は大きく目立つ位置に価格表示する傾向があります。まずは価格を見て予算内の物件かどうか判断しましょう。

・広さ
一戸建てであれば80㎡〜100㎡前後の物件が多いです。家族で生活するのに十分な広さがあるか確認します。

・設備
チラシによっては設備も掲載されています。食器洗い乾燥機や床暖房など、どんな設備が備わっているのか確認します。

・物件の特徴
物件によって特徴が異なります。立地や広さ、設備、価格など何を売りにしている物件か確認しましょう。特徴を知れば、他の物件とも比較がしやすくなります。

・完成予想イラスト
まだ完成していない一戸建ての場合は、完成予想イラストが載っています。イラストを見れば、おおよその物件の雰囲気を掴むことができます。ただし、あくまでもイメージなのでイラストだけで判断してはいけません。

・間取り図
「各部屋の広さはどれくらいか」「生活動線は使いやすいか」「階段はどこにあるか」など、間取り図の確認は重要です。リビングの広さを重視する人もいれば、リビングより各居室の広さを求める人もいます。同じ設備・広さの家でも、間取りによって使い勝手が大きく変わります。南向きや西向きなど、方角についても確認しましょう。

・宅地建物取引業者免許
チラシを見る際は不動産会社の宅地建物取引業者免許も確認しましょう。なぜなら、()内の数字は免許の更新回数を示していて、数字が大きいほど長く営業していることになるからです。信頼度を測る1つのモノサシになります。

・周辺施設
スーパーやコンビニ、学校、病院、公園など、物件の周辺にどんな施設があるかで生活環境は大きく変わります。また「徒歩●分」と表記されている場合、1分=80m計算になるため、徒歩10分であれば800m距離があることになります。

・最寄り駅までの距離
通勤・通学で電車を利用する場合は、最寄り駅までの距離も重要です。駅までの距離が遠すぎると、通勤・通学に影響が出る可能性があります。

これら9点は、チラシを見る際に必ず押さえたい情報です。希望の条件に合うか、他の物件と比較してどうか、冷静に判断するようにしましょう。

2.小さな文字で書かれた「物件概要」を見逃さない

一戸建てのチラシを見る際は、上記9点だけでなく小さな文字で書かれた物件概要も確認しましょう。

文字が小さく見にくいかもしれませんが、重要な情報が載っています。

物件の詳細を知りたい場合は、物件概要の以下のポイントに注目してみてください。

・用途地域
用途地域は市街地形成を目的として、第一種低層住居専用地域や近隣商業地域など13のエリアに分かれています。物件がどのエリアにあるかで、建ぺい率や容積率、周辺環境が変わります。

・地目
地目とは、土地の用途を示すもので「宅地」「畑」「山林」など23種類あります。ほとんどのケースが宅地ですが、畑や山林の場合もあるので確認しましょう。

・建ぺい率
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。例えば、敷地面積120㎡で建築面積80㎡の家を建てた場合、建ぺい率は66%になります。土地によって「建ぺい率は80%まで」など決まりがあるため、確認する必要があります。

・容積率
容積率は、敷地面積に対する延床面積の割合です。敷地に対してどのくらいまで大きな家を建てられるか示します。延床面積には、バルコニーや玄関、ロフトなどは含まれません。

・売主
物件を販売する会社名が掲載されています。信頼できる会社が販売しているか確認をしましょう。これまでの実績や口コミ等を調べてみてください。

・建築・施工
一戸建ての建築、施工をした業者が載っています。売主同様、実績があり信頼できる業者かどうか確認をしましょう。

このように、物件概要には重要な情報が数多く載っていますので、見逃さないようにしてください。

3.まとめ

物件概要にまで目を通すことで、多くの情報を得ることができ、物件選びの失敗リスク軽減にもつながります。

ここで紹介したように、チラシを見る際は隅々までチェックすることが大切です。

現在、物件探しを進めている方は、ここで紹介したチラシの確認ポイントを参考にしてみてください。

また、並行して住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えましょう。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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