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すまい給付金を徹底解説!特徴や対象者、申請方法とは

住宅購入を考えていて「すまい給付金っていくらもらえるの?」「すまい給付金の対象者や申請方法は?」など、疑問に思っている方は多いようです。

すまい給付金を活用すれば最大50万円を受け取ることができ、住宅購入の費用負担を軽減できます。

ここでは、すまい給付金の特徴や対象者、申請方法について解説します。

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目次

  1. 1.すまい給付金とは
  2. 2.対象者
  3. 3.給付額
  4. 4.申請方法
  5. 5.まとめ

1.すまい給付金とは

すまい給付金とは、最大50万円の給付金を受け取れる制度で、消費増税による住宅購入費用の負担軽減を目的に創設されました。

年収が一定以下で要件を満たした住宅を購入し、入居した場合に給付金を受け取ることができます。

2.対象者

すまい給付金は、以下の方が対象です。

・自分名義の住宅を購入して居住する方
・収入が一定以下の方
・年齢50歳以上の方(現金取得者の場合)

また、給付対象となる住宅の主な要件は次の通りです。

・床面積が50㎡以上
・消費税率が適用された住宅(8%または10%)
・第三者機関の検査を受けた住宅

これらの条件を満たす対象者・住宅の場合に、すまい給付金の申請が可能です。

3.給付額

すまい給付金の給付額は、以下の方法で算出されます。

・給付額:給付基礎額×持分割合

給付基礎額と持分割合は、次の方法で確認・決定します。

・給付基礎額:収入額の目安(都道府県民税の所得割額)で決まり、都道府県民税の所得割額は市区町村発行の個人住民税の課税証明書で確認します。
・持分割合:不動産の登記事項証明書(権利部)で確認します。

消費税10%の場合、収入額の目安と都道府県民税の所得割額、給付基礎額は、次の通りです。

・収入額目安450万円以下/所得割額7.60万円以下/給付基礎額50万円
・収入額目安450万円超525万円以下/所得割額7.60万円超9.79万円以下/給付基礎額40万円
・収入額目安525万円超600万円以下/所得割額9.79万円超11.9万円以下/給付基礎額30万円
・収入額目安600万円超675万円以下/所得割額11.9万円超14.06万円以下/給付基礎額20万円
・収入額目安675万円超775万円以下/所得割額14.06万円超17.26万円以下/給付基礎額10万円

このように、消費税10%の場合は収入額が775万円以下で所得割額が17.26万円以下であれば10万円以上の給付金を受け取ることができます。

4.申請方法

すまい給付金は住宅の引渡しを受け1年以内(1年3ヶ月に延長中)に申請が必要です。

マイホーム入居後、給付申請書と確認書類をすまい給付金事務局の窓口に持参または郵送して提出をします。

申請をして1.5ヶ月〜2ヶ月程度で給付金を受け取ることが可能です。

5.まとめ

ここでは、すまい給付金の特徴や対象者、申請方法について解説しました。

すまい給付金を活用すれば、最大50万円を受け取ることができ、住宅購入費用の負担を軽減できます。

マイホーム購入を検討している方は、事前にすまい給付金でいくら受け取れるのか確認をしてみてください。

また、住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えるようにしましょう。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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