1. HOME
  2. ブログ
  3. マイホーム購入全般
  4. マイホームを持つメリットとデメリットは? fpに相談するメリットも紹介

COLUMN

住まいとお金のコラム

マイホーム購入全般

マイホームを持つメリットとデメリットは? fpに相談するメリットも紹介

家のミニチュアとノート

「マイホームを持ちたい」

「マイホームを持つメリットとデメリットって?」

とお思いの方もいるでしょう。

自分だけの我が家というものには、つい憧れてしまうものです。お金を貯めたりローンを組んだりして、マイホームの購入を検討している方も多いのではないでしょうか?

しかし、マイホームの購入にはメリットだけでなくデメリットもあります。購入後に後悔しないためにも、デメリットについて知っておきましょう。

加えて、住宅ローンを組む際には上限額やお得な制度についての知識を持っておくべきです。お金に関してはfpに相談するのもおすすめです。

今回の記事では、マイホームの購入を検討している方に向けて

・マイホームのメリットとデメリット

・住宅ローンの上限額について

・マイホームに関するお得な制度

・fpに相談するメリット

を解説します。マイホームが欲しいと考えている方にとっては有益な情報ばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。

無料DL

1.マイホームのメリット

マイホームの購入は人生で最大の買い物とも言われています。後悔しないためにもメリットデメリットをよく比較して検討するようにしてください。

マイホームを購入するメリットは主に以下の3つです。

・我が家が手に入る

・リフォームを自由にできる

・家が資産になる

マイホームの購入を検討しているのなら、自分にとってメリットがどこまで大きいのかという基準で考えるのも良いでしょう。はじめに、上記の3つのメリットについて解説します。

(1)我が家を手に入れられる

マイホームを購入すれば、自分だけの家を手に入れることができます。賃貸は、お金を払っている限り住み続けることができますが、どれだけ経っても自分のものにはなりません。立ち退きを要求されることもあるので、一生住むことができるとも言えないでしょう。

マイホームであれば、立ち退きなどの心配をする必要がありません。住宅ローンさえ払い終えれば、お金を払わなくてもずっと住み続けることができます。生涯住める家を手に入れるというのは安心感や人生の満足度にもつながるでしょう。

(2)リフォームなども自由にできる

マイホームはその名の通り自分だけの家なので、リフォームなども自由に行うことができます。増築、内装の変更、庭の手入れなど好きにできるのは大きなメリットです。

賃貸でも、内装を変えたりある程度のリフォームならできることもあります。しかし賃貸は基本的に、退去時に元に戻すように求められます。

老後も住み続けると考えるとバリアフリーに変えたいと思うかもしれません。お金はかかりますが、自分の家なら自由に工事をすることができます。自分のライフスタイルに合わせて家を改造できるのはマイホームだけと言えます。

(3)家がそのまま資産になる

家は不動産として資産になります。もし、家計に危機が訪れたり借金をしてしまった場合は、家を得ることで資金に変えられます。

長い間住むことで家自体に価値がなくなったとしても、一軒家であれば土地は残ります。老後のお金に不安を感じているのなら、老後は家を売って生活費に当てるということもできるでしょう。

2.マイホームのデメリット

マイホームにはメリットだけでなくデメリットもあります。代表的なデメリットを以下に示します。

・容易に引っ越しができない

・借金を背負ってしまう

・維持費や修繕費がかかる

これらは、マイホームを購入するとどうしてもついてきてしまうデメリットです。家の購入前には必ずデメリットを確認するようにしてください。

(1)容易に引っ越しできなくなる

マイホームを購入してしまうと、簡単に引っ越しすることができなくなります。基本的にマイホームは住宅ローンを背負った状態で購入します。なので家の立地が気に入らなかったり住む場所を変えたくなったりしても、気軽に手放すことはできないでしょう。

転勤などでどうしても引っ越しをしなければならない場合、マイホームの売却を考えなければいけません。どれだけ状態の良い家であっても、購入時より高い値段で売却するのは難しいでしょう。なので、どうしても損をしてしまいます。家を売却せずに賃貸として貸し出したり、家族がいるのなら自分だけ単身赴任をしたりという方法もありますが、いずれもお金はかかります。

また、家族が増えたり親と同居することで家が狭く感じることもあるかもしれません。一度マイホームを購入すると、予定外の出来事により引っ越しをしたくなってもできないのは大きなデメリットと言えます。

(2)借金を背負っている状態になる

マイホームの購入は何千万という費用がかかるので、一括で購入するのは難しいです。多くの人が住宅ローンを使って購入することになります。

住宅ローンは借金です。返済が終わるまで毎月決まった額をしはらわなければなりません。家庭にも大きな負担を与えます。頭金を多くすれば返済額は少なくなりますが、何十年もかけて支払い続けるという点は変わらないでしょう。

(3)修繕費や維持費がかかる

マイホームには修繕費や維持費などがかかります。仮に住宅ローンを払い終えたとしても、住み続けている限りはこれらの費用は無くなりません。

経年劣化による修繕費は、あらかじめ予算を組むことができます。なので前もってお金に関する計画をたてておくことをお勧めします。

台風や水害などの災害で家が壊れた場合は、急にお金がかかってしまうかもしれません。保険などである程度負担額を減らすこともできますが、万が一に備えたお金を準備しておく必要があると言えるでしょう。

3.住宅ローンの上限は?

マイホームの購入を決めたとして、ほとんどの人が住宅ローンを利用すると思います。

住宅ローンを使えば、何千万もする住宅を購入できます。そして多くの額を借りればより良い住宅を購入することができますが、その分返済が苦しくなってしまいます。

将来の家計を考えると、無理なく返済できる金額を借りたいものです。とはいえ、実際にどのくらいの金額であれば無理なく返済できるのかわからないと感じている方も多いでしょう。

ここでは、住宅ローンの上限額や頭金の額についてご紹介します。

(1)住宅ローンは年収の5倍まで

住宅ローンの上限額は年収の5倍までが限度と言われています。年収400万円の方なら2,000万円、600万円の方なら3,000万円が上限です。

上限だけでなく、年間の返済額でも確認すると良いでしょう。一般的に、無理なく返済できるのは年収の30%程度までとされています。つまり年収400万円の方なら、年間120万円までなら返済が可能ということです。

これらの金額はあくまでも上限額です。住宅ローンはいくらまで借りられるかとういうよりも、いくらまでなら返せるかで考えることが大切です。返済計画をきっちりと立てて、なるべく負担のない金額で返済していきましょう。

なので、実際に借りるときは、確実に返済するためにも上限額よりも少なめの金額で借りるようにします。

(2)2割は頭金として必要

マイホームを購入するときは、全額を住宅ローンにするのではなくある程度の頭金を用意しましょう。

頭金とは、購入する住宅の費用の一部として最初に支払う額のことを言います。購入額から頭金を引いた額が住宅ローンとして借りる額になるので、頭金が多ければ多いほど住宅ローンの借入額は低くなります。

目安として、住宅に支払う金額の2割の額を頭金として用意してください。頭金がこれよりも少ないと住宅ローンの負担が大きくなります。住宅を購入する場合は、頭金を準備してから購入するようにしましょう。

(3)物件以外にも費用がかかる

マイホームを購入するときにかかる費用は物件代だけではありません。

例えば、家を建てるのであれば住宅の工事費以外に附帯工事費というものがかかります。その他にも登記の申請にかかる登録免許税や、契約書に必要な印紙税、家の取得時に必要な不動産取得税、火災・地震保険料も必要です。さらに住宅ローンを契約するのであれば手続きに必要な費用もかかります。

こういった費用は、住宅購入費の2〜3割を占めるとも言われています。仮に3,000万円かかるとすると、そのうち600〜900万円は住宅購入以外にかかる費用ということです。

4.お得な制度を活用しよう

マイホームの購入には大きな費用がかかりますが、その分お得な制度もいくつか用意されています。せっかく家を購入するのなら、こういった制度をうまく活用するようにしましょう。

(1)低金利だとお得になる

住宅ローンを選ぶときに重要なのが金利です。金利は、お金を借りた人が払う利息の割合を指し、金利が低いほど返済額が少なくなります。

なので住宅ローンを選ぶ場合は、金利が低いものを選んだ方がお得です。

住宅ローンには、返済中金利が変わらない固定金利タイプと、返済中に金利が変化する変動金利タイプがあります。

たとえば、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携するフラット35は、返済中に一切金利が変わらない全期間固定金利型の住宅ローンです。金利が固定されているので、融資を受けた時点で将来の返済計画を立てられるというメリットがあります。

また、家に一定の性能がある場合はフラット35の金利優遇が受けられます。これは最大10年間、年の金利が0.25%引き下げられるというものです。少しでも金利を下げるためにはこういった制度を活用するのも良いでしょう。

(2)給付金がもらえることも

新築の注文住宅を購入する場合、条件を満たせば以下のような補助金がもらえます。

・こどもみらい住宅支援事業

・地域型住宅グリーン化事業

・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金

こどもみらい住宅支援事業は、子育てをしている家庭を対象に給付される補助金です。新築だけでなくリフォームをする場合も対象になります。新生児に18歳以下の子供がいるか、夫婦のどちらかが39歳以下であれば、最大100万円を受け取れます。

地域型住宅グリーン化事業は、省エネ効果や耐久性のある家を購入したときに補助金を受け取ることができる制度です。最大150万円の補助金ですが、その他の条件を満たすことでさらに追加で受け取ることができます。

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)補助金は、マイホームに省エネ効果のある設備を導入することでもらえる補助金です。ゼロエネルギーハウスとは、使うエネルギーと発電するエネルギーがほぼ同じである家を指します。この補助金では最大100万円受け取ることができ、蓄電池や燃料電池を設置することで追加でもらうこともできます。

(3)減税効果や戻ってくる税金がある

住宅ローンを組むと、「住宅ローン控除」という減税効果が得られます。これは所得税からの控除で、1年間に最大35万円分の税金を減らすことができます。住宅ローン控除を受けるには、住宅の床面積が50平方メートル以上、返済期間が10年以上、年間所得額が2,000万円以下などの条件を満たす必要がありますが、適用されるなら是非活用したい制度と言えます。

他にも、贈与税や不動産取得税、登録免許税、固定資産税が軽減されたり免税されることもあります。

5.マイホームを購入するならfpに相談を

マイホームを購入するなら、住宅ローンの返済も含めたお金の計画を立てる必要があります。しかし、マイホームの金額は膨大なため、自分一人で計画を立てるのには限界があるでしょう。

おすすめなのが、お金の専門家であるfp(ファイナンシャルプランナー)に相談することです。プロに相談することで、家計に大きな負担を与えることなく住宅を購入できるでしょう。

(1)マイホームは人生で大きな買い物

マイホームは人生の中で一番大きな買い物と言われています。何千万もかかるうえに、住宅ローンを組めば今後何十年にもわたって借金を抱えることになります。

なので、無計画に購入すると今後の人生にも影響します。人生で一番大きな買い物だからこそ、しっかり計画を立てて購入するようにしてください。

(2)購入前に家計を整理すべき

マイホームを購入する前に、まず家計を整理する必要があります。収入はいくらなのか、支出はどのくらいなのか、そして将来の収支はどうなるのかを計算しましょう。

家計の現状がよくわからないという方は、家計簿をつけることから始めてください。ある程度の期間家計簿をつけたら、年間や月間に分けて収支を計算します。最近では、無料で家計の現状を診断できるツールも増えているので、これらのツールを活用するという手もあります。

自分で計算するのが難しい、手間がかかる、と感じるならfpに依頼することをおすすめします。fpなら家計を整理してくれるだけでなく、今の家計が抱えている問題も見つけてくれます。もちろん解決策も提案してもらえるので、家計に不安を抱えている方にも向いています。

(3)ローンの返済計画を立てる必要がある

家計の現状が整理できたら、その結果を踏まえて住宅ローンの返済計画を立てます。

住宅ローンは何十年にもわたって返済をするものなので、無理なく返済を続けられるかということが重要です。自分の家計なら毎月いくらまで返済できるのか、それを元に最大いくらまでならローンを組めるのかということを考えます。

もちろん、マイホームを購入する際には頭金も必要です。頭金をいくら払えるかということも踏まえて、最終的にマイホームに支払える金額を求めます。

返済計画を立てるときは、将来の家庭の状況も踏まえる必要があります。子供がいるなら子供の教育費などとの折り合いもつけていかなくてはなりません。自分のライフプランと照らし合わせていくようにしましょう。

とはいえ、ライフプランを考えた上で住宅ローンの返済計画を立てるのは非常に難しいことです。より正確で確実な計画を立てるには、fpの力を借りるのが一番です。fpに依頼をすれば、プロの視点から無理のない返済計画を立ててもらえるでしょう。

(4)住宅ローンについてのアドバイスが受けられる

fpはお金についてとても詳しいです。なので、家計の特徴や現状を踏まえた上で、向いている住宅ローンについてもアドバイスをもらうことできます。

住宅ローンには様々な種類があります。金利一つとっても固定金利や変動金利がありますし、返済方法も元利一定型や元本一定型など、あげ出したらキリがありません。多くの種類の中から自分に合ったタイプを選ぶのは難しいです。

fpを活用すれば、自分に合うタイプがどれなのかというアドバイスを受けられます。最適な住宅ローン選ぶをしたいならぜひfpに相談をしてみてください。

6.まとめ

今回の記事では、マイホーム購入のメリットとデメリットをご紹介しました。マイホームにメリットだけではなくデメリットもあるので、両方を検討した上で購入するようにしてください。また、購入を決めたのなら、少しでも費用を抑えるためにもお得な制度を活用するようにしましょう。

マイホームは人生で一番大きな買い物とも言われています。特に住宅ローンの返済は今後の人生に大きな影響を与えるので、計画性をもって購入する必要があります。自分で計画を立てるのが難しい、具体的なアドバイスが欲しいと感じるならfpに相談をすることをお勧めします。

住もうよマイホームでは、マイホームの購入をお手伝いしています。興味がある方はぜひ一度、問い合わせをしてみてくださいね。

無料DL

関連記事