マイホーム購入で大切な不動産会社選びのポイント

不動産会社という言葉を聞かれた方は多いと思います。
ですが、具体的に不動産会社とは住宅を購入する場合に、どのような役割を担う会社なのでしょうか。
ここでは不動産会社とその選び方のポイントを紹介します。
目次

1.不動産会社の役割
住宅を購入する際、施工業者と直接契約をすることはほとんどありません。
住宅を購入する場合は住宅販売を専門としている会社と契約をすることが一般的で、その販売窓口の役割を担うのが不動産会社です。
不動産会社の業務としては大きく2つあります。
1つは不動産の紹介です。様々な施工業者が建築した住宅を買主の相談に応じて紹介します。
もう1つは契約などの窓口です。契約前の物件の説明や契約後のトラブルなどの窓口となります。
2.不動産会社のタイプ
不動産会社は大きく分けて2つのタイプがあります。
■多店舗展開型の不動産会社
1つ目はセンチュリー21やアットフォーム等、どこの街にもある多店舗展開型と呼ばれるタイプです。
多店舗展開型のメリットは、取り扱い物件数が多く、広範囲のエリアで買主に合った物件を紹介してくれます。
一方、デメリットとしては、会社のマニュアルに基づいて対応するため、融通が利きにくい傾向があります。
■地域密着型の不動産会社
2つ目は地域密着型のタイプで、特定の街に特化した不動産会社です。
地域密着型のメリットは、特定の地域の物件情報に詳しく、意外な掘り出し物に出会える場合があります。
一方、デメリットとしては、特定の地域以外の物件を紹介することには向いていない点が挙げられます。
3.まとめ
不動産会社は物件を紹介したり、物件の相談を受けたり、契約の窓口になるなど、住宅選びで大きく関わる会社になります。
不動産会社は有名な多店舗展開型、特定地域に強い地域密着型の2つのタイプがあり、どちらもメリットとデメリットがあるので、自分に合った特徴の不動産会社を選ぶようにしてください。
住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えましょう。
監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽
