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中古住宅の購入に必須?ホームインスペクションとは

「ホームインスペクション」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ホームインスペクションとは「住宅診断」のことですが、比較的新しいサービスのため、具体的に何を、どんな時に診断するのかなど、わからない方も多いかと思います。

そこで、ここではホームインスペクションについて紹介します。

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目次

  1. 1.ホームインスペクションとは
  2. 2.ホームインスペクターの選び方
  3. 3.耐震と防音の性能について
  4. 4.まとめ

1.ホームインスペクションとは

ホームインスペクション(住宅診断)とは、建物に精通した専門家(ホームインスペクター)が、床や壁の傾きなどの不具合、住宅がどのような状態かを第三者の立場からアドバイスを行うサービスのことです。

不具合があった場合、施工会社や販売会社に伝え、物件の引き渡し前に修理を依頼することが可能というメリットがあります。

なお、新築物件と中古物件とでは実施するタイミングが異なります。

新築物件は建物が完成した後の引き渡し前、中古物件は契約前にホームインスペクションを行うようにしましょう。

ホームインスペクションの費用としては、一般的に戸建てで5~10万円程度、マンションで3~6万円程度を見ておくようにしましょう。

2.ホームインスペクターの選び方

ホームインスペクターの選び方のポイントは3つあります。

1.人数
まず1つ目は「所属しているホームインスペクターの人数」です。

マンションや木造住宅など、担当者によってスキルや得意分野は異なるため、人数が多く所属する業者を選ぶようにすることで幅広い領域をカバーすることができます。

2.実績
次に2つ目は「活動実績」です。

取り扱い件数や活動年数は多い業者が理想です。

また、社内教育や研修などの実施有無や活動エリアも確認するとよいでしょう。

3.アフターフォロー
最後に3つ目は「アフターフォロー」です。

入居後に気づいた不具合について相談に応じてくれるかどうかも重要なポイントです。

期限を設けずに対応してくれる業者もあるので、入居後も相談したい方はそのような業者を選ぶようにしましょう。

3.耐震と防音の性能について

ここでは、住宅性能でもっとも重要な「耐震性能」「防音性能」について紹介します。

まず「耐震性能」「耐震」「制震」「免震」の3種類あり、「耐震」「制震」「免震」の順で地震に強い建物になります。

ただし、コストも免震がもっとも高くなるため、予算と相談して性能を決めるようにしましょう。

次に「防音性能」ですが、「二重天井」「二重床」を選ぶと安心です。

特にマンションは隣接の部屋の音は気になるところとなるため、物件選びの際に確認するようにしましょう。

4.まとめ

物件の確認の際、大きい傷や汚れなど、一目でわかるものは指摘しやすいですが、構造や機能などの目に見えない部分は問題点を見つけることが難しいです。

そこで、後でトラブルが発生しないように、プロに見てもらう「ホームインスペクション」を活用するようにしましょう。

住宅購入の前に無理なく返せるマイホーム予算を考えましょう。

監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽

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