モデルハウス見学前に知っておきたいチェックポイントとは?

モデルハウス見学にあたり「どんなポイントをチェックしたらいいの?」「見学時に注意すべきことは?」など、心配している方も多いでしょう。
モデルハウス見学の仕方によって物件選びの失敗リスクを軽減し、満足のいくマイホームを購入しやすくなります。
ここでは、モデルハウス見学で大切なポイントについて解説します。

目次
- 1.気になる場合は何度でもモデルハウスを見学する
- 2.質問があればその場で担当者に聞く
- 3.実際の建物との違いを確認する
- 4.忘れないようにメモや写真で記録すること
- 5.見学にはメジャーや間取り図を持参する
- 6.事前に間取りや物件概要を見て確認ポイントを決めておく
- 7.コンセントの数や位置を忘れずに確認する
- 8.複数のモデルハウスを見学すること
- 9.プレゼントに惑わされないこと
- 10.まとめ
1.気になる場合は何度でもモデルハウスを見学する
「フローリングはどんな色だったかな?」「洗濯する際の動線はスムーズだったかな?」など、気になる点があれば、解消されるまで何度でもモデルハウスを見学しましょう。
「何度も見学したら担当者に迷惑」など遠慮することはありません。
数千万円もの買い物で、何十年と家族が住む家なので何度も見学して決めるのは当然のことです。
モデルハウスを見ないと解消されない疑問や不安も多いため、遠慮することなく何度でも見学をしましょう。
2.質問があればその場で担当者に聞く
質問がある場合も、遠慮することなく聞くようにしてください。
質問しないでいると、勘違いが生じてしまうからです。
「今は忙しそうだから質問は今度にしよう」と先延ばしをしていると、質問することを忘れてしまいます。
その場で担当者に質問をすることが大切です。
3.実際の建物との違いを確認する
モデルハウスは、見学者に魅力を感じてもらうために実際の建物よりも豪華なつくりになっています。
グレードの高い設備や建材等が使用されていて、標準的な家よりもハイクオリティです。
どの部分がオプションで実際の建物と違うのか、必ず確認をしましょう。
4.忘れないようにメモや写真で記録すること
モデルハウス見学をする際は、忘れないようにメモや写真で記録をしましょう。
担当者から説明を受けたこと大事なポイントなど、その時は覚えていても後で忘れる可能性があります。
大事なことを忘れないように、メモを取ったり、写真に残すことはモデルハウス見学の基本です。
5.見学にはメジャーや間取り図を持参する
モデルハウス見学には、以下の物を持参するようにしましょう。
・メモ用紙(またはスマホのメモ機能)
・間取り図などの物件資料
・メジャー
・家具のサイズリスト
間取り図などの物件資料があれば、モデルハウスと実際の建物の違いを確認しながら見学ができます。
メジャーや家具のサイズリストがあれば、各居室に家具を設置した場合にどれくらいのスペースを使うか具体的に把握できるため、生活のイメージがしやすくなります。
かつてはコンパスやデジカメなども持参していましたが、現在はスマホで代用できます。
6.事前に間取りや物件概要を見て確認ポイントを決めておく
モデルハウス見学時の確認ポイントを明確にするために、事前に間取り図や物件概要を見て疑問点や確認ポイントを整理しておきましょう。
事前に整理しておくことで、確認漏れを防ぎ、モデルハウス見学を効率よく進められます。
7.コンセントの数や位置を忘れずに確認する
モデルハウス見学で忘れないようにしたいのが、コンセントの数や位置の確認です。
入居した後に「思ったよりコンセントが少なくて不便」と感じる人は少なくありません。
検討している建物の間取り図を確認しながらモデルハウスを見学し、コンセントの数や位置を把握しましょう。
コンセントの数や位置が希望に沿わない場合は、工事で増設や移設することも可能です。
8.複数のモデルハウスを見学すること
1棟だけでなく複数のモデルハウスを見学しましょう。
複数のモデルハウスを見学して場数を踏むことで、見極める目を養うことができます。
見学数が少ないと、豪華さに目を奪われて冷静な判断ができなくなります。
満足度の高いマイホームを取得するためにも、複数のモデルハウスを見学して目を養いましょう。
9.プレゼントに惑わされないこと
モデルハウス見学の際は、プレゼントに惑わされないことが大切です。
「成約した方にテレビをプレゼント」「期間中の成約者にはカーテン、照明、エアコンをプレゼント」など、成約プレゼントを実施しているモデルハウスもあります。
プレゼントをもらえることは嬉しいものですが、これだけで判断してしまうと、マイホーム選びに失敗する可能性があります。
プレゼントに惑わされず、冷静な判断で家選びを進めることが大切です。
10.まとめ
ここでは、モデルハウス見学で大切なポイントについて解説しました。
満足のいくマイホームを購入するためには、モデルハウス見学の仕方が大事なポイントになります。
・気になる場合は何度でもモデルハウスを見学する
・質問があればその場で担当者に聞く
・実際の建物との違いを確認する
・忘れないようにメモや写真で記録すること
・見学にはメジャーや間取り図を持参する
・事前に間取りや物件概要を見て確認ポイントを決めておく
・コンセントの数や位置を忘れずに確認する
・複数のモデルハウスを見学すること
・プレゼントに惑わされないこと
ここで紹介した9つのポイントを参考にし、冷静になってマイホーム購入を進めるようにしてください。
また、並行して住宅購入の前には無理なく返せるマイホーム予算を考えましょう。
監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽
