マイホームの間取りプランを考える際のポイントと注意点

マイホーム取得を考えていて「間取りに関して気をつけることはある?」「吹き抜けってどうなの?」など、間取りについて疑問を持ってる方も多いでしょう。
そこで本記事では、間取りプランを立てる際に知っておきたいことや注意点について解説します。

目次
1.不動産会社によって表記が違う
不動産会社によって間取り図の表記が違うことがあります。
例えば「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」と「DK(ダイニング・キッチン)」です。
なんとなくDKよりもLDKの方が広い印象を受けますが「LDKは●畳以上」「DKは畳以下」などの決まりはありません。
そのため、不動産会社によってLDKと表記することもあれば、DKと載せる場合もあります。
表記の印象だけで判断せず「●畳」など数値を見て確認することが大切です。
2.吹き抜けはメリット・デメリットを理解して作る
家の中に吹き抜けがあると、空間が広くなり見た目が良くなるのがメリットです。
天井が高くなるため開放的な空間を演出でき、家の中も明るくなります。
しかし、吹き抜けの設置にはデメリットもあります。
空間が広くなることで、冷暖房効率が悪くなります。そのため、夏は部屋が涼しく冬は暖かくなるまでに時間がかかります。
また、長時間冷暖房をつけることになるため、電気代も高くなります。
このようなメリット・デメリットを把握した上で、判断をすることが大切です。
そうでなければ「吹き抜けを作ったはいいが、電気代が高くなった」「冷暖房の効きが悪い」など、居住後に後悔することになります。
3.車のサイズを確認しておく
一戸建ての場合、1台〜2台駐車できるカーポートを設置することが多いです。
しかし、軽自動車やコンパクトカー、セダン、SUV、ミニバンなど、車によってサイズが大きく変わります。
現在乗っている車やこれから購入予定のモデルのサイズを把握し、問題なく駐車できるか確認しましょう。
4.階段の設計は将来を見越して
今は良くても、年をとって高齢になった時に階段の上り下りがきつくなります。
階段の角度が急な場合は、手すりをつけるなど工夫が必要です。
階段は将来のことも考えて設計するようにしましょう。
5.まとめ
ここで紹介したように、間取りは業者によって表記が違ったり、メリット・デメリット等を事前に把握した上で判断することが大切です。
そうすることで、家づくりの失敗リスクを軽減でき、満足度の高いマイホームを取得しやすくなります。
ぜひ、ここで紹介した内容も参考にしてマイホーム取得を進めてみてください。
また、住宅購入の前には無理なく返せるマイホーム予算を考えましょう。
監修:ファイナンシャルプランナー(FP) 高橋成壽
